Key Issue
ミドル層のエンゲージメント課題
ミドルマネジャーのエンゲージメントの低下はどのようにして引き起こされるのか? そのメカニズムとアプローチ方法について整理しています。
エンゲージメントが低いとどうなるのか?
エンゲージメントの定義
エンゲージメントとは、従業員が会社の未来や戦略を信じ、価値を感じている状態を指します。
また、会社の未来や戦略を「自分事化」できていて、「やりたい」と思えている状態のことを指します。

エンゲージメントが低い組織に起きる問題
エンゲージメントが低い組織は、会社の未来への不信感や戦略を自分事化できず、社内への不信感から離職、組織の推進力の低下や組織崩壊など様々な問題が生じます。

ミドルマネージャーのエンゲージメント低下はなぜ起こるのか?
スキル不足
本来ミドルマネージャーは事業マネジメントと組織マネジメントの両輪が求められ、「テクニカルスキル(業務遂行能力)」「ヒューマンスキル(対人関係能力)」「コンセプチュアルスキル(概念化能力)」の3つの能力が求められます。

当事者意識の欠如
ミドルマネージャーとしての本来のやりがいである、人を輝かせ、組織のゴールを達成し、その間に自分がいるという感覚を失ってしまい、TOPのMVVをそのまま部下に落としたり、持論や自己主張がなくトップダウンまたはボトムアップのマネジメントに陥ってしまいます。
本来はミドルアップダウンが理想であり、ミドルマネジメント層が、トップと同じ経営の視座をもって自分の信念でMVVなどを部下に落としていくことが必要になります。

エグゼクティブ・コーチの介在でどのように変わるのか?
ミドルマネージャー自身や部下の情熱の根本を見出す
会社のパーパスやMVVを語るだけでは抽象度が高すぎて、部下は臨場感が湧きません。
仕事のゴール、マイパーパス、何のために自分はこの仕事をしているのか、情熱を自分の言葉で語ることで、組織に熱量を与え部下はエンパワーメントされます。
そのためには、ワクワクする未来への思考や願望について語る機会を作り、シミュレーションすることでドーパミンを誘発する必要があります。
しかし、自分では自分の未来は分かりづらく、目の前のタスクなどに目線や論点が移る傾向があるためコーチが介入します。

ギャップに対応するコンフリクトマネジメントの適用
組織にはいろんなタイプの人がいることを理解し、自分のタイプやメンバーのタイプを理解することで組織のコンフリクトをマネジメントします。ただし、ロールが変わると、主体性の発揮の仕方が変わり、タイプが変わることもあるため、コーチによるトレーニングが必要となります。

コーチング
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