組織・人材開発を20年近くもやっていると、
ものすごい勢いで成長していき、
あっさりと、とんでもないステージで大活躍をされる人を目撃できることがある。
その一方で、
努力は誰よりもやった、
私の人生の中でも最もやった。
それだけは自信があります。
でも、変わりたいようには、
変われていない。
結局は変われない。。
という人も沢山みてきました。
この痛みを解決するために、
理解しておくべき論理をシェアします。
人間の成長や変化とは、
スキルで変革できる課題と、
心を変容させることでしか適応できない『適応化』の課題があります。
(私の臨床経験でわかっていますが、この領域の専門家はハーバード大学ケネディースクールのロナルド・ハイフェッツ教授)
つまりは、
変化の課題には「技術的な課題」と「適応を要する課題」があります。
既存の思考様式のまま、新しいスキルを身につけるだけでは対応できない課題には、
『知性のレベルを高めることによって、思考様式を変容させる必要があります。』
そのために、「変われない原因」である ”変化を阻む免疫機能” を突き止める必要があります。
人のカラダには、生命維持のためのホメオスタシスを保つ働きを司る免疫系というものがありますが、私たちの心にも、変化を阻む免疫機能があると考えます。(ホメオスタシスは心にまで広がっているということです。)
私たちの変化を阻む免疫機能がどのようなものかを知らなければ、変化を実現することは出来ません。
『意思の力で変化させることが出来るというのは幻想です。』
変化を実現できないのは「意志」が弱いからではなくて、
「改善目標」と「隠された意図」の2つの相反する目標の両方を本気で達成したいからです。
たとえば、
「改善目標」
●新しい考え方をもっと受け入れられるようになる。
●もっと積極的に権限委譲をおこない、新しい権限系統を支援する。
「隠された意図」
● 私のやり方でやりたい。
● 自分でものごとを決めているという誇りを感じたい。あらゆるものに自分の「指紋」をつけたい。
● 最強の問題解決者、誰よりも知識豊富な人物、ものごとをコントロールしている人間という自己イメージを過去、現在、未来にわたっていだき続けたい。
この相反する状況のふるまいはどうなるかというと、
わたしたちは、神経学的に、予測のつかないものを避け、確実なものを好むようにできている。
曖昧な状況、不透明な状況は、わたしたちに無力感を抱かせる。恥ずかしくてうしろめたい気持ちにさせる。
だからこそ、この矛盾に取り組む前のシステム、今までの生存に貢献していきた自己組織のシステムを維持する力が勝利する。
自己変容には、心の免疫システムを知る為の免疫に関する青写真を明らかにし、 安全に行動を伴った変容を可能とするモデルが必要で、知性のレベルを向上するトレーニングが必要です。
変化の激しい時代に、自らを変容することで、自分自身で価値ある目標を獲得し、組織的にも個人的にも成功や幸せを手に入れてもらうことをサポートする取り組みを徹底的にやり続けます。
「隠された意図」をあなたの行動・事実から特定して、自分自身のマネジメントを1日で掴むために、
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