NLPは、脳と心の取り扱い説明書、コミュニケーション心理学であると巷では説明されていますが、その中核は別のところにあります。
人は、世界を直接変えることができず、自分自身の世界地図(知覚・認識)を変えることを通じて、間接的に世界を変えることができるだけである。
それゆえ、
常に、自分自身が今まで意識的・無意識的に保有している世界地図、アイデンティティをいつでもどこでも相対化して、「一時放棄」できる能力を身につけておくこと。
ここにポイントがあります。
(その他にモデリングのモデリング技術とか、量子力学パラダイムの身体知化など)
日本人が考えている他者との関係を良くするコミュニケーション技術程度のものでは全くありません。
むしろ、完全な自己変革を達成することを常に念頭におきながら、決して安易に他人を変えようとしないことが重要です。
ファシリテーション原則と同じく、コンテントフリーであり、現状否定も現状肯定もなく、厳格なプロセス介入であって非操作です。
あなたらしさからくる『誠実な影響力』を発揮するためにも、NLP を教えるときは、自分ができることとできないことの区別ができていて、かつ自分が達成できないことについては口を閉ざすようにしておくこと。
これらが前提になります。
mindset,incが提供するNLPは、Basic編ですら以下の内容であり、巷で行われている「ラポール、ペーシング、ミラーリング」などの実用性に乏しいワークはやりません。
瞑想講座で実践しているマインドフルネスの脳の状態、在り方に影響を及ぼす、自己超越解を生み出すためのワークを行っていきます。
1.諸前提ワーク
→あるべき論だけを使って意図的な内省をするだけで、認知変容を起こす。何度考えても自己正当化の罠からでれない精神状態(箱)から出るためのワーク。仏陀の瞑想である四念処観のシンタックス・明快な方法論であり、誰もが箱から一撃で解放されます。
2.システマティックコンストレーション
→自分を正しく知覚する最強ワーク。ユングのファミリーコンストレーション、NLPのパーツパーティ、開発者のロバート・ディルツもびっくりな自己の強烈な統合ワーク。言語化サポートを通して無意識的な高次の意図を自分で掴みます。アイデンティティの更新が確実に起きる強烈な内部表現の書き換えワーク。
3.三段階分離メタ獲得ワーク
→真なるメタ認知、日本の伝統芸能である能。その中に息づく『離見の見』、この技術を身体知化させ再現可能に。
4.NASAゲーム
→ZONE状態を確実に生成するワーク。
ZONEが素晴らしいということではないこと、それについても腹落ちできる素晴らしい没入感を獲得します。